湯の町 エレジ 作詩 野村俊夫 作曲 古賀政男 伊豆の 山山 月あわく 燈りにむせぶ 湯のけむり ああ 初戀の 君を 尋ねて 今宵(こよい)また ギタ-つまびく 旅の 鳥 風のたよりに 聞く 君は 出泉(いでゆ)の 町の 人の 妻 ああ 相見(あいみ)ても 晴れて 語れぬこの 思い せめてとどけよ 流し 唄 あわい湯の 香(か)も 露路裏(ろじうら)も 君住む故に なつかしや ああ 忘られぬ 夢を 慕いて 散る 淚 今宵 ギタ-も むせび 泣く 影を慕いて 作詩 古賀政男 作曲 古賀政男 まぼろしの 影を慕いて 雨に日に 月にやるねぬ わが想に つつめば燃ゆる 胸の火に 身は焦れつつ しのびなく わびしさよ せめて痛みの なぐさめに ギ－タをとりて 瓜彈けば どこまで時雨 ゆく秋ぞ 振音寂し 身は悲し 君故に 永き人世を 霜枯れて 永遠に 春見みぬ わが運命 永ろぐべきか 空蟬の はかなき影よ わが戀よ 古 城 作詩 高橋菊太郞 作曲 細川潤一 松風騷ぐ 丘の上 古城よ獨り 何しのぶ 榮華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘し 天守閣 崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉や 矢彈のあとの ここかしこ ああ 往吉を語る 大手門 いらかは靑く 苔むして 古城よ獨り 何しのぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の聲悲し
影を慕いて 作詩 古賀政男 作曲 古賀政男 まぼろしの 影を慕いて 雨に日に 月にやるねぬ わが想に つつめば燃ゆる 胸の火に 身は焦れつつ しのびなく わびしさよ せめて痛みの なぐさめに ギ－タをとりて 瓜彈けば どこまで時雨 ゆく秋ぞ 振音寂し 身は悲し 君故に 永き人世を 霜枯れて 永遠に 春見みぬ わが運命 永ろぐべきか 空蟬の はかなき影よ わが戀よ 古 城 作詩 高橋菊太郞 作曲 細川潤一 松風騷ぐ 丘の上 古城よ獨り 何しのぶ 榮華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘し 天守閣 崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉や 矢彈のあとの ここかしこ ああ 往吉を語る 大手門 いらかは靑く 苔むして 古城よ獨り 何しのぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の聲悲し
古 城 作詩 高橋菊太郞 作曲 細川潤一 松風騷ぐ 丘の上 古城よ獨り 何しのぶ 榮華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘し 天守閣 崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉や 矢彈のあとの ここかしこ ああ 往吉を語る 大手門 いらかは靑く 苔むして 古城よ獨り 何しのぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の聲悲し
