女のみち

作詞 宮史郎
作曲 並木ひろし　　
 
一、私がささげた　その人に
あなただけよと　すがって泣いた
うぶな私が　いけないの
二度としないわ　恋なんか
これが女の　みちならば

二、ぬれたひとみに　またうかぶ
捨てたあなたの　面影が
どうしてこんなに　いじめるの
二度と来ないで　つらいから
これが女の　みちならば

三、暗い坂道　一筋に
行けば心の　灯がともる
きっとつかむわ　幸せを
二度とあかりを　けさないで
これが女の　みちならば
 


江梨子

佐伯孝夫 作詞
吉田 正 作曲

冷たい雨が　降る朝に
一人で江梨子は　死んでしまった
かわいそうな　江梨子よ
きれいだった　江梨子よ
涙にぬれた　その顔を
花で飾って　あげましょう

だまされたって　傷つかぬ
やさしい心の　娘だったが
大人達が　江梨子よ
わるいんだぜ　江梨子よ
苦しみのない　天国で
きっとなるでしょ　幸福に

海辺のお墓　その下で
静かに江梨子は　眠っている
野菊だけど　江梨子よ
つんできたぜ　江梨子よ
今では逢えは　しないけど
残る名前の　美しさ
 


心
 
作詞 星野哲郎
作曲 船村 徹

一、黒髪に　こころ　こころ　縛られて
さまよう街の　やるせなさ
行くも帰るも　罪の坂
闇路に　白い　白い　白い　雪がふる

二、盃に　こころ　こころ　秘めたまま
わかってくれと　目で話す
言えば誰かを　傷つける
隠せば　胸が　胸が　胸が　はりさける

三、君なしに　こころ　こころ　淋しくて
みれんの橋が　渡れずに
逢えば情の　深川に
流れて　あえぐ　あえぐ　あえぐ　恋小舟