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I. 導入

A. その人の日常生活

(ドアをノックする)

働き人：おはようございます。私は_______教会の______です。おじゃましてもよろしいでしょうか。

求道者：ええ、よくいらっしゃいました。どうぞお入り下さい。

働き人：ありがとうございます。一緒にまいりましたのは、私たちの教会の_____さんと______さんです。

　　　　あなたが私たちの教会においで下さって、とても喜んでいます。

　　　　それで、もっとお近づきになりたいと思いまして・・・・。

求道者：それは、どうも恐れいります。

働き人：ここに座ってもよろしいでしょうか。

求道者：どうぞ。

働き人：どうも、ありがとうございます。すてきなお家ですね。あの絵はすばらしいですね。平和に満ちたりた

　　　　雰囲気を作っているように気がします。ご自分で描かれたものですか。

求道者：いいえ、ここへ引っ越してくる直前に、友だちが私の為に描いてくれたものです。

　　　　私たちも、とても気にいっています。

働き人：ここへ引っ越して来られるまでは、どちらにいらっしゃいましたか。

求道者：______です。

働き人：_____ですか。少しお話の仕方が違うように思いました。

求道者：かくせませんね。

働き人：あなたのことを、もう少し話して下さいますか。どうして、こちらへ来られるようになったのですか。

求道者：私たちは、幾度かこの地域で休暇で過ごしたことがあり、とても良い所だと思っていました。主人が退職　　　　　　してから、夏こちらへきて、あちこち見てまわり、ここに住むことにしたのです。

　　　　私たちは、ここが大好きです。

働き人：美しい町だと思いませんか。

求道者：本.当に、そうですね。

B. その人の教会とのつながり

働き人：_____では、どちらの教会に出席しておられましたか。

求道者：バプテスト教会でした。

働き人：バプテスト教会でしたか。あなたは良い人だと思っていました。

　　　　私も、バプテストの友人がたくさんいます。

求道者：ありがとうございます。私は教会が始められた時から、その教会の会員でした。

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働き人：新しい教会が生み出され、成長するのを見守って来られたのですね。

求道者：そうです。いろいろつらいこともありましたが、今では大きな教会になっています。私は、2年間、教会　　　　　　婦人会の会長を務めました。しばらく日曜学校のクラスを教えたこともありました。

働き人：それはすばらしいですね。教会で積極的に奉仕して下さる人にお会いするのは、うれしいことです。あなたを私たちの教会にお迎ôえできて、心から喜んでいます。ところで、どうして私たちの教会に出席して下さったのですか。

C. 私たちの教会(その人の印象)

求道者：私は、近くに教会がないかと探しながら、あちらこちらドライブしていた時、皆さんの教会を見たのです。

働き人：ところで、礼拝をどうお思いになりましたか。

求道者：たいそう、気にいりました。教会の方々は非常に親切で、私たちをくつろいだ気分にさせて下さいまし。　　　　　　賛美を楽しんでおられるようです。ただ、少し雰囲気が違うように思いました。

働き人：会衆のようすが少し違っていることに、お気付きになったわけですね。

求道者：そうです。

働き人：その違いの原因は、何だと思いになりますか。

求道者：分かりません。しかし、知りたいですね。

D. 証し(教会または個人)

1．教会(ここに述べられているような)

または

2．個人

働き人：私に少し話させて下さい。多くの人が、私たちの教会にはどこか違ったところがある、と言われます。　　　おっしゃったように、賛美に気付かれます。教会員の表2情がどこか違っており、幸福そうに見えるようです。　　　あなたの気付かれたのも、このような点ですか。

求道者：そうです。

働き人：その違いの秘訣は、もう少しよく見られると、むしろ単純なことです。

イエス・キリストは、私たちに命を与えようとして、それも豊かに与えようとして来られたのです。聖書は、人々が永遠の命を与えられているのを知るようにと、書かれているのですが、教会に来ておられる大部分の人々は、子供の時から来ておられても、自分たちに豊かな命が与えられていることも、死後どうなるかについても、確信を持っておられないのが分かりました。希望を持っておられるようでも、天国へ行けるという確信がないのです。長い間私も同じように感じていました。追い求めてはいましたが、確信がありませんでした。あなたはいかがですか。

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E. 霊的状態を知るための二つの質問

質問1 　

今日死んでも、あなたは天国へ行ける確信がおありでしょうか。

求道者：そんなことが、本当に分かる人がいるのですか。

働き人：私もあなたのように感じていました。長い間、私も知りませんでした。そんなことを知っている人がいる　　ことも、知らなかったのです。ここで、あなたに本当に良い知らせをお話させてください。永遠の命を持っていることを知ることが出来、実際にそれを知っている非常に多くの人がいるのを、私も発見したのです。

求道者：本当ですか。

働き人：それは、私にとって驚くべき発見でした。実際、私は、そのために聖書が書かれたことも学んだのです。聖書には「これらのことを書き送るのは、永遠の命を得ていることを悟らせたいからです」(ヨハネの手紙一 5章 13節)と記されています。

求道者：私は、そんなことを全く知りませんでした。

働き人：私も知らなかったのです。驚くべきことではありませんか。考えてみて下さい。あなたが今夜ベッドに入り、頭をまくらの上にのせた時、たとえその寝室で自分が目覚めることができずとも、キリストと共に目覚めることを確かに知れるとすれば、何とすばらしいことでしょう。

求道者：ええ、実にすばらしいことでしょうね。

働き人：私がどのようにして永遠の命を持ったのか、そして、どのようにすれば、あなたも持てるか、お話ししてもよろしいでしょうか。

求道者：はい、どうかお願いします。

働き人：承知しました。喜んでお話ししましょう。これは、今までに私が発見した最も大きなものでした。これは、わたしの全生涯を変えたのです。私は、この素晴らしい発見とこれを他の人に分かつ喜びを、この世界のすべてのものとでも交換しようとは思いません。しかも、実に多くの人がこのことを知りたいと追い求めています。驚くべきことです。私は社会のあらゆる人々と、いろいろなところで話してきましたが、このことを知りたがっている人が多くおられるのです。ところが、時間を割って、このことを説明しようとする人がいないのです。

求道者：私も、これまで、一度もそんな話を聞いたことがありません。

働き人：しかし、その話に入る前に、問題全体が明らかになり、私たちの考え方を明らかにする、もう一つの質問をしてよろしいでしょうか。この質問は私にとっても大きな助けになったもので、ある先生が私に尋ねられたものです。

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質問2 今夜、もし死んで神の御前に立ったとし、神から「なぜ、あなたは天国に入れると思いますか」と尋ねられたら、何と答えられるでしょうか。 これは、本Ì当に考えさせる質問だと思われませんか。

求道者：確かにそうですね。

働き人：これは本当に考えさせる問題です。あなたなら、どのようにお答えになりますか。

求道者：そうですね、私は、そのようなことを一度も考えたことがありませんでした。これまで、ずっと日曜学校、教会に通ってきました。そして、できるだけ良い人間になろうと努力しています。もちろん、私は自分がいつも完全でなかったことは知っています。しかし、これまで故意にひとを傷つけたことはないと思います。隣人を愛そうとも努めています。自分が、特に悪い人間だとは思っていません。

働き人：そうですか。他に何かありますか。

求道者：なるほど。私は病人を訪問し、黄金率によって生きようとし、最善を尽くしています。

働き人：ありがとうございました。

働き人：私があなたに、「天国に行けること確信できますか」と尋ね、あなたが「いいえ」とお答えになった時、お話しすべき本当に良い知らせを持っていると思いました。そして、第2の質問にお答えになった時、どうしてもお話しなければと思いました。あえて言いたいのですが、これからの数分間のうちに、あなたの生涯において最も素晴らしい、良い知らせを聞かれることになります。ずい分、大胆な言い方をすると思われませんか。

求道者：本当にそうですね。